HISTORY
日雇い労働者の街
釜ヶ崎の歴史
- 釜ヶ崎という特別な地名
- 釜ヶ崎というのは、新今宮駅南側の萩之茶屋1丁目~3丁目周辺を差す地名である。現在の地図に「釜ヶ崎」の記載はない。しかし、釜ヶ崎、または「カマ」と言われ、現在でもこの地名は使われている。「釜ヶ崎夏祭り」や「釜ヶ崎人情」など、自身の街に愛着を持って「釜ヶ崎」「カマ」と使用されるケースが多い。元々は西成郡今宮村にあった地名であったが1922(大正11)年の新町名導入により旧名は消えた。それでも、地名が残り続けるのは、釜ヶ崎という地名が「日雇い労働者の街」という意味を持つからである。日本にまたとない場所である釜ヶ崎の歴史を以下に紹介する。
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