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廣田神社

寺社仏閣・史跡

アカエを断って、悪疫退散

今宮戎神社から歩いてすぐのところにある廣田神社は今宮戎神社の本社としても知られ、四天王寺の鎮守でもある。廣田神社から今宮戎神社、今の萩之茶屋にかけては海岸に近く、漁村が点在した。神社にアカエ(アカエイ)が神の遣いとして祀られていること、海道、甲岸などという地名などから、付近が海辺であった事実が今にも窺える。江戸時代には廣田の杜といわれ、鬱蒼とした森の中に社があった。当時は境内も広く、紅白二種の萩を植えた「萩の茶屋」と呼ばれる茶店があり、桜の木も多く美しい社であったという。

神使はアカエイ


アカエは無病息災・痔疾をはじめ難病治癒にご利益があるとして広く信仰されている。アカエを断って、つまり断食して祈願すれば、難病が治癒すると言い伝えられている。アカエの尾には鋭いトゲがあり、この尾を断ち切ることを「アカエを断つ」ことにかけて、トゲに刺された傷みにも似た疾患を無くすといった信仰心が生まれたようだ。廣田神社のある辺りに今も木津の市場があるように、昔は海沿いの漁師町だったため、舟底の冷えなどで漁師に多かった痔疾がアカエ信仰と結びついたのかもしれない。

廣田神社の絵馬

絵柄は「アカエイ」と、「エイに乗った神様」の2種類。叡知の「エイ」に通じることから合格・必勝の祈願をかなえると言われ、現在では受験生の参拝者も多く訪れる。

MAP

浪速区日本橋西2丁目4−14