「ジャンジャン町」の愛称で呼ばれる南陽通商店街は、通天閣のお膝元に広がる新世界の一角、地下鉄動物園前駅から通天閣まで南北約180メートルにわたる細い通り道。戦前、呼び込みのための三味線や太鼓の音がジャンジャンと響いていたことからその名がついたといわれ、2004（平成16）年には商店街のマークとして「ジャンジャン来太郎（きたろう）」が誕生。通天閣が三味線を持ってジャンジャンと弾いている姿を表現している。

庶民派グルメが勢ぞろい

道幅約2.5メートルの活気あふれるアーケードの左右には、大阪名物の串カツをはじめ、寿司、うどん、焼肉、立ち呑み居酒屋など、庶民派の店が所狭しと立ち並ぶ。安くて旨いB級グルメは国内外問わず多くの人々を魅了し続け、大阪観光の定番スポットとして日々賑わいをみせている。

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