FEATURED CULTURE IN SHIN-IMAMIYA

CULTURE

釜ヶ崎芸術大学

アート・イベント

学び合いたい人がいれば、そこが大学

「学び合いたい人がいれば、そこが大学」のキャッチフレーズのもと、2012 年に西成区釜ヶ崎でスタートした市民大学。地域の様々な施設を会場に、天文学、哲学、美学など、年間約 100 講座を開催している。1講座1000円以上の応援参加費で、住んでいる地域を問わず誰でも参加できる。俳句のワークショップ、釜ヶ崎夏まつりでのダンス・合唱発表会、井戸掘り体験、路上生活者へおにぎりを配給する夜回りなど、その活動範囲は多岐にわたる。現在は近隣の高校や中学校への出張講座や、オンライン配信サービスを活用したリモート講座も行っている。



釜ヶ崎芸術大学はアートNPO法人「こえとことばとこころの部屋(ココルーム)」が運営し、展覧会実績としては、ヨコハマトリエンナーレ 2014、アーツ前橋「表現の森」(2016年)、鳥の演劇祭(2016年)、大岡信ことば館「釜芸がやって来た!」(2017年)、花巻るんびにい美術館「えぇ街やで、ここは。釜ヶ崎芸術大学とココルーム」(2018年)、さいたま国際芸術祭(2020年)などがある。