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CULTURE

串カツ

二度づけ禁止!名物串カツを食べくらべ

大阪名物串カツ

大阪の串カツは東日本や中京地区とはすこし違う。小ぶりにカットされたサイズが特徴だ。昭和初期に釜ヶ崎の日雇い労働者たちに串に刺した一口サイズの牛肉を揚げて振る舞ったのが始まりだという。もともとは牛肉串だけが串カツと呼ばれていたが、最近では野菜、魚介など様々な食材の串揚げ全般を指す言葉となった。揚げたての串カツは、ステンレス容器に入った専用のソースに漬けて食べるのが定番。このソースには衛生的な観点から、多くの店で「二度漬け禁止」とされている。もしもソースが足りないと感じたなら、キャベツでソースをすくって串カツに足すこともできるのでマナーとして覚えておきたい。


新世界で食べくらべ

2000年代初期の串カツブームを火付けに、新世界エリアには現在約80店舗以上の串カツ店が集結している。立ち食いの店もあれば、お座敷でゆったりできる店もあり、変わり種のメニューを用意する店や、自分で揚げる食べ放題の店までスタイルはいろいろ。具材はもちろん、ソースや衣にそれぞれの店がこだわり、店ごとに異なる豊かな味わいが楽しめるのも魅力だ。安くて旨い大阪の庶民的な味で、大衆的な雰囲気を楽しめることからも観光客を中心に人気グルメとして広く親しまれている。ぜひお気に入りの一串を探しに来てほしい。


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