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釜ヶ崎で活動する紙芝居劇団


西成区の釜ヶ崎で活動する紙芝居劇団。2003(平成15)年より、あるNPOが解放していた独居の高齢者たちの集い場で自然発生した紙芝居劇を、NPO解散後メンバーたちが2005(平成17)年より「自分たちで運営したい」と独立し結成。複数のメンバーが面をつけ、ひとり一役で朗読するユニークな紙芝居が特徴で、保育園や高齢者施設など年間30回ほどの公演を行っている。2007(平成19)年にはロンドン公演も行い、地域や年代を問わず活動の幅を広げている。戦争やリストラ、野宿を乗り越えた初期のメンバーは全員引退し、現在は団塊の世代を中心とした第3期を結成。そのつながりを引き継いで、今ではバラエティー豊かなメンバーが活躍している。

 


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