西成の立ち飲み屋で始まった投げ銭ジャズ。プロの演奏家が日替わりでステージに立ち、地元の労働者から外国人旅行者まで様々な観客で賑わっている。始まりは2007(平成19)年、プロのジャズドラマー・松田順司が、とある立ち飲み屋で友人のライブを手伝ったことがきっかけ。そのとき店の客は労働者がほとんどで、ステージに立つとなんとも言えない緊張感があったという。観客からの気迫と熱いまなざしをうけ、「ここでジャズをやれば面白い」と感じ、その後月1回のペースでライブを開催するようになった。いつの間にかライブのペースは頻繁になっていき、現在では「西成ジャズ」として週5~6日のペースで演奏が行われている。誰でも楽しめるようにという想いから、チケット代わりに投げ銭を採用。本格ながらも敷居が低く、フレンドリーな交流の場となっている。
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