FEATURED CULTURE IN SHIN-IMAMIYA

CULTURE

大衆演劇

娯楽

劇場には臨場感溢れる空気が生まれる

全国から人気劇団が舞台に立ち、演劇や歌謡ショーなど2から3部の演目が楽しめる。大衆演劇は、その名の通り一般大衆を観客とする庶民的な演劇。数名から数十名の規模の劇団員一行が、時代劇をメインとした公演をしているものをいう。他の公演と比べて演じる役者と観客との距離がとても近く、芝居の内容を観客が分かりやすい構成になっているのが特徴。役者と観客が一体となり、劇場には臨場感溢れる空気が生まれる。


浪速クラブ

「日本一、粗末な建物で、日本一安い入場料で、日本一、入場者の多さと出演役者の芸熱心」を誇りに掲げている、1956(昭和31)年当時の雰囲気を今も醸し出す新世界の芝居小屋。月ごとに劇団が替わり、1ヵ月の通し公演でも演目は毎日違う。大衆演劇ファンから昔から愛されている演劇場であり、生の舞台の迫力を味わいながら、古くて新しいエンターテイメントが楽しめる。場内は広々しており、座席もゆったり座れるため、初心者でも安心して観覧可能。お寿司などの手売りなどあり、老舗の劇場のレトロで庶民的な雰囲気も魅力のひとつ。


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浪速区恵美須東1丁目3−7

 


朝日劇場

新世界で100年の歴史がある老舗大衆演劇。通天閣のそばに1910(明治43)年映画館としてオープンし、1977(昭和52)年に大衆演劇専門劇場としてリニューアル。こちらも全国から人気劇団が舞台に立ち、演劇や歌謡ショー、お笑いライブなど様々なイベントが日々開催されている。収容人数は300人。演者との距離が近く、一体感、臨場感を味わえる会場の造りもファンが熱狂する理由のひとつ。笑いと涙の感動劇を繰り広げ、演劇ファンで日々賑わいをみせている。

浪速区恵美須東2丁目1−26

 


オーエス劇場

昭和の風情を残す小道にたたずむ1954(昭和29)年開場の大衆演劇場。庶民的な下町の雰囲気にあふれる動物園前二番街商店街の一角にある劇場。毎月全国から劇団が訪れ、1ヶ月ごとに公演を行う。演目は毎日変わるので、何回でも楽しめる。座席数は230席で予約も可能。好きな席を選んで、一流の役者たちの演技を間近に体験することができる。さらに花道はもちろん、桟敷席もしっかりそろっているので、座布団のほうが落ち着けるというファンにはうれしい話。公演後には、劇団員が見送りに出て記念写真など交流ができるのも魅力のひとつ。


 

 

西成区山王2-14-20

 


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