FEATURED CULTURE IN SHIN-IMAMIYA

CULTURE

通天閣

娯楽

新世界にそびえ立つ、なにわのシンボル・通天閣。

象徴的な外観はもちろん、館内にはユニークなスポットが満載。大手食品メーカーのアンテナショップが集結する「わくわくランド」や、ビリケンさんが鎮座するパワースポットまで。バラエティ溢れるフロアは連日賑わいをみせている。5階には大阪を一望できる特別野外展望台「天望パラダイス」があり、その眺めはまさに絶景。跳ね出し展望台の先端部分はシースルー仕様で、空中浮遊している感覚を楽しめる。季節の色を映し出す夜のライトアップは2017年にリニューアルされ、月替わりで全12パターンを展開。頂上の丸いサインは色の組み合わせで明日の天気を知らせる「光」の天気予報装置でもある(白:晴れ、橙:曇り、青:雨、ピンク:雪)。真下から見上げる大天井画も美しく、一見の価値あり。何度訪れても感動を味わえる大阪観光の名所になっている。



歴史

1912(明治45)年、新世界のシンボルとして、凱旋門をモチーフとする建物の上にエッフェル塔風の鉄塔が建てられた。高さ64メートルという当時東洋一の高さを誇ったこの鉄塔は、「天に通じる高い建物」との意味で、「通天閣」と命名された。その後、火災に遭って解体されたが、1956(昭和31)年市民の要請を受けて再建され、現在に至る。2代目の通天閣は108メートルの塔高になっている。

華やかな大天井画

初代通天閣に描かれていた天井画は100年の時を超え現代に復刻。クラブコスメチックスの前身である中山太陽堂は、初代通天閣のエントランスにクジャクの天井画の広告を掲出していた。通天閣の再建後、エントランスには特別な装飾はされてこなかったが、2015年の耐震工事を期に蘇ったのがこの大天井画。クラブコスメチックスから寄贈された新たな大天井画は、初代通天閣の名残を今に残している。

MAP


浪速区恵美須東1丁目18−6